映画のロシアンルーレット
クジで作られた三本の映画 「再生カメラ」 「『感謝』」 「クラブのジャック ～やすらぎの銃弾」
2017年 10月28日土～11月3日金祝 十 三シアターセブン ロードショー 劇場上映ページ
連日舞台挨拶あり 全上映日本語字幕付き！
日常的風景から、ユーモラスな異空間、そして構築された物語世界まで。くじで偶然生まれた３つの作品は異なるようでいて、どこかで共鳴している。うらやましいほどに、楽しみながら映画を作っている人たちがここにいます！
――― シアターセブン 小坂誠
ダメ男と妹の日常生活、父と娘の号泣メロドラマ、日活無国籍アクション風の男女の活劇。これら３つの短編は、近しい自主映画の仲間が集まって作られたものだが、各作品の世界観がまるで異なっていることに驚く。2010年台の関西自主映画の豊穣ぶりを目撃せよ！
――― 映画研究家 川村正英
独立した作品が３本集まることで化学反応を起こし、１本１本が特長あるものに見えてくる。日常にある普通の出来事が、映画となって姿を変える。「映画のロシアンルーレット」当たりは１作（１発）ではなく、すべてが当たり！この面白さに、是非、撃たれて欲しい。
――― シネマコミュニケーター 高橋裕之
三人の監督が描いた珠玉の三作品。テイストの全く違う作風でありながら、この三作品には驚きの共通点がある。三人の主人公がそれぞれ最後に何を選んだのか……是非この機会に劇場でご覧ください！
『感謝』 生き辛さを抱えた不器用な主人公の心のモヤモヤが画面から溢れ出ている。逃れようのない閉塞感漂うこの世界で、私たちの心は何を抱え、どんな言葉を飲み込んでいるのだろう。その答えの１つがこの映画にはある。
『再生カメラ』 圧倒的なセンチメンタリズムが観る者の感覚を徐々に失わせていく。入念に仕掛けられた迷路のような作品。生と死の境界に立たされ、否が応でも気持ちを掻き乱される。映画に対して期待する要素が詰まっている作品
『クラブのジャック〜やすらぎの銃弾』 音響が目を見張る程素晴らしい！ハードボイルドという言葉では語りつくせない、様々なオマージュと遊び心が連なる現代版フィルム・ノワール。モンタージュとサスペンスが絶妙に散りばめられた傑作。
――― 脚本家 乃木リリー
「『感謝』」 監督西海敬介出演：川口新五 篠崎雅美 輝島慶 竹田朋子(演劇集団よろずや) 木俣 珠美 南野佳嗣
脚本・監督・編集：西海敬介 制作：浦山陽子 制作協力：新井祥子 撮影監督：山中五月 助監督：南野佳嗣 録音：金森翔 記録：竹中実 ロケ地協力：荻野五百子 武直樹 株式会社LITALICO 特定非営利活動法人マブイ六甲 100円ショップまぶ家 車両：竹内誠 機材協力：森谷動画工房 衣笠竜屯 吉田勝二 舛本昌幸 劇団金太郎飴 KyotoDU 中谷丸 使用楽曲 「ラジオ体操第1」作曲 服部正 「ラジオ体操の歌」作詞 藤浦洸 作曲 藤山一郎 協力：プロジェクトコア イズム 株式会社サカイ引越センター 大人の映研部
「再生カメラ」 監督 吉田勝二出演：今西洋貴 長野芽優 谷口勝彦 武安都 浦山陽子 ザ・ローキックス 正国ななみ
監督・脚本・編集：吉田勝二 撮影：吉田勝二 山中五月 照明：山中五月 スチール撮影：山中五月 脚本協力：浦山陽子 今西洋貴 録音：竹中実 西出明 制作進行：佐野洋子 助監督：森谷裕作・北得絋樹 協力：衣笠竜屯 主題歌：「ひとりで」作詞・作曲：ザ・ローキックス 協力：パフォーミングアーツチェリッシュ GoGosカフェ
「クラブのジャック ～やすらぎの銃弾」 監督 衣笠竜屯出演：白澤康宏 新宮風香 河口彩華 舛本昌幸 神野 輝 炭谷真一郎 友野龍雄 手取住吉 樋渡あずな(声)
監督・脚本：衣笠竜屯 撮影：南野佳嗣 録音・照明：衣笠竜屯 脚本分析：浦山陽子 脚本協力：佃光 音楽：川人千慧・畑裕也 銃器協力：有馬佳彦 ロケ協力：生田稔 殺陣：舛本昌幸 ギミック制作：椿智之・鎌田尚純 制作進行・記録：本郷紀子 感謝を：KINEMICAL VIRTUES 戸田光啓
